忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

2018-01-01から1年間の記事一覧

学園祭

なにか特別な行事という感じ描かれるが、私にはそれほど思い入れもなく、運動会も同様である。そもそも高校生のときに運動会と修学旅行はなく、学園祭も他校からつまらないと評判だった気がする。運動会の代わりに球技大会とかいうのがあり、それも自由参加…

後ろめたい

『やがて君になる』(アニメ)の後ろめたい感じがとても好きだ。その正体ってなんだろうと考えてみる。ひとよって見せる顔が違う部分だろうか。別に悪いことをしてるわけではないけれど、親は学校の自分の姿を想像できないだろうなとか。そういうのだろう。い…

可能性について

もう少しはっきり書けばよかったなと思った。「可能性」ということばで気になった作品というのは『ssss.gridman』と『あかねさす少女』のふたつだ。 『ssss.gridman』について アカネ君が創り出した存在が変化した可能性を示唆し、それがきっかけとなって物…

可能性ということば

「可能性」って難しい。そこに「無限の」というような要素がくっついてくるとどんな顔してそのことばを受け取ればいいのか、わからなくなる。未来に感じる可能性というなら、その「可能性」というのは実現可能なものでなければ、なんと名づければよいかわか…

退屈ってなんだっけ

『ssss.gridman』(アニメ)が終わった。面白かった。もっとも年少の時に見たかったという気持ちはある。 アカネ君は最後までさえない神様という感じでよかったなとおもう。この世界を作り出したアカネ君の心の病ってなんなのだろう。友達が欲しい、理想の自分…

今期のアニメ

いくつか継続して見たのだけど、面白いものがおおかった。年末年始あたりにその感想でも書いてみたい。 それにしても風邪がなかなか治らない。 あとイゾラドという先住民の話はなんだか悲しいなとおもった。ほぼ何もわからることなく、ひとつの民族が消滅し…

ポリティカルフィクション

『シンゴジラ』を途中から見た。その前に見てたものが結構すごすぎて。そっちについて忘れないうちに書いておこうとおこうとおもったのだけど。すこしだけ『シンゴジラ』について。 この作品も面白かった。でも、これってポリティカルフィクションとして見る…

セカイ系ってなんだろう

「セカイ系」という言葉自体、目にしたことはあるもののあまり気にもしていなかった。ちょっと調べてみるとこれといったきまった定義があるわけでもないらしい。「私小説」もひとによってはかなり独特な定義もあるもんだなと思ったのでそんなものか。 かりに…

丁寧に懐疑的に

小林秀雄に興味を持ったきっかけはなんだったのかなと思い返してみる。言い回しが気障で素敵というのもあったのだろうけど、なによりも丁寧な感じが好きだった。小林は批評について、自分の夢を懐疑的に語るというなことを言ってたと思う。ひとがどう読んだ…

もう少し丁寧に

丁寧にというか、具体的に。それほど具体的でもないが。倫理的になってしまう問題について書いてみよう。大雑把に言ってしまうとできるだけ他者に迷惑がかからないように、仮に迷惑をかけてしまったら、それはそれであきらめて、くだらないことを大切にして…

作品の理解のあれやこれや

作品の理解にはその作品の置かれた時代背景といったものを含む理解が必要だろうか。よく言われることなのでたまに考えるのだけど、いまひとつよく分からない。よくわからないというのはいろいろあるのだけど。 吉本隆明というひとのことがいろいろと理解でき…

やっぱり漱石?

日本文学史については全くの素人なのだけど、漱石的主題ともいえば良いのか、どうか。『こころ』問題といえば良いのか。呼び方はなににせよ、生き方を倫理的に考える。自分の人生に自罰的な足かせをする。負の十字架を背負って生きるというような。こういう…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(アニメ)

ライトノベルを読んでみようかなと思うきっかけがこの作品だった。しかし、いまだにライトノベルを手に入れるまでは至っていない。 ひとの気持が徐々に理解できる過程が主人公の成長過程として描かれていた。自分はひとの心がそれなりに理解できるつもりでい…

異なる価値観

どういう文脈だったか、詳しいことは忘れてしまった。押井守がかつて異なった2つの価値観の相克がドラマを生むといっていた。しかし、日本人はそういった相克を望まないため、ドラマを必要としないというような話だったか?定かではないが、日本人の作品に…

友愛の物語

『灰羽連盟』(アニメ)から感じたのは友愛だった。様々な設定に対して明確な答えを与えないことによって、程よい余韻を残してくれている。見ている方の楽しみの一つは考察という部分があるだろう。そんな考察をいろいろとすっ飛ばして見たとき、最後にレキが…

気になる部分とそうでない部分

小説、アニメ、映画の鑑賞について。 気にならない部分といえば、登場人物の人格の善し悪し。小さなころは気にしていたのかもしれないが、徐々に気にならなくなった。もっとも、幼いころに読んでいた少年漫画の登場人物はそれほど性格づけがされていたともお…

いまさら

「自分探し」という言葉が流行ったとき、いや実際はやっていたのかも知らないが、ともかく冷やかな目でそれをみていたし、今もやはりそういうものにさして関心もない。 そんな私がなぜこんな日記もどきの中で自分が好きな作品のどこに興味を持ったのかなど書…

成長物語なのか、あるいは

『やがて君になる』が面白い。成長物語なのかと予想していたのだけど、そうでもなさそう。全部見てから感想めいたものを書こうと思っていたが、予想が外れそうなので書いておこうと思った。

批判する気にはならない

私はひとの悪口を言うことは人並みにすきなほうだ。実際口にすることは少なったかもしれないが。また、ひとの言葉に穴を見つけて、批判することも過去にあったかもしれないし、誰かの行動を批判することもあっただろう。ただ、いつのころからか、ほぼそうい…

『さくら荘のペットな彼女』(アニメ)

『めぞん一刻』に似ているとは思わなかった。さくら荘と一刻館の見た目は似ているかもしれない。住人はかなり違うと思う。そもそもさくら荘は学生寮だった。天才と凡才が一つ屋根の下で暮らし、その才能の差に苦悩したり、力を合わせて文化祭に臨んだりとい…

なんだこいつら

『うる星やつら』はリアルタイムでは見たことがなく、アニメのほうしか知らないうえに、すべてを通しでみたわけでもないのだけど、藤波親子はすごいなと思った。 父親は妻に逃げられ、一人娘を男として育てている。ベルばらみたいな感じはなく、なんだこのひ…

良い文学

悪い文学というものはないと思う。 良い文学についてあると思う。それは読者に自分「だけ」が著者の言ってること分かるぞと錯覚させることのできるもの。どの著作かは忘れたけれど、こんなことを吉本隆明は言っていた。その通りだなと思う。 ただ、これが近…

島尾敏雄の戦中体験

吉本の高等学校での出来事を「茶番」と書いてすこし気になっていた。吉本自身がどう書いていたのか、正確に覚えておらず、私の印象で「茶番」と解釈していただけかもしれない。こっそり別の言葉に置き換えてしまおうとも思ったけど、1年後読み返した時の反…

吉本隆明

この人の本ではじめに出会ったのは『私の「戦争論」』だった。 印象深かった話がある。それは米沢工業高等学校の時の話で、戦中、校長先生と生徒会長(だったかしら)の茶番劇を見せられて、辟易としたいうような内容だった。しかも、その校長先生がなぜ茶番に…

シュタインズゲート(アニメ)

6年ほど前に薦められて、ずっと気にはなっていたものの見ていなかった。シュタインズゲート0が始まったのをきっかけに両方見てみた。 物語の細部までしっかり理解できてないのだろうけど、とても楽しかった。謎解き要素が入っているだけで、私などは展開が…

『ハッピーシュガーライフ』

平成版『火垂るの墓』(映画)という印象。 登場人物に対する倫理的な批判は特にしようと思わない。この作品に限らず、どの作品に対しても。見ていてきついなと感じたら、続きを見ないだけで。 さとうとしおの二人の世界は見ていて美しい。ずっとこの世界が続…

はじめに

なんとなくブログでも始めてみようと思った。 どんな内容にしていくかは未定である。日々、考えていることを文字にして残しておきたい。 年のせいか去年ぼんやりと頭の中で考えていたことが。思い出せなかったりする。忘れてしまったことなどどうでもよいこ…