忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

友愛の物語

『灰羽連盟』(アニメ)から感じたのは友愛だった。様々な設定に対して明確な答えを与えないことによって、程よい余韻を残してくれている。見ている方の楽しみの一つは考察という部分があるだろう。そんな考察をいろいろとすっ飛ばして見たとき、最後にレキが…

気になる部分とそうでない部分

小説、アニメ、映画の鑑賞について。 気にならない部分といえば、登場人物の人格の善し悪し。小さなころは気にしていたのかもしれないが、徐々に気にならなくなった。もっとも、幼いころに読んでいた少年漫画の登場人物はそれほど性格づけがされていたともお…

いまさら

「自分探し」という言葉が流行ったとき、いや実際はやっていたのかも知らないが、ともかく冷やかな目でそれをみていたし、今もやはりそういうものにさして関心もない。 そんな私がなぜこんな日記もどきの中で自分が好きな作品のどこに興味を持ったのかなど書…

成長物語なのか、あるいは

『やがて君になる』が面白い。成長物語なのかと予想していたのだけど、そうでもなさそう。全部見てから感想めいたものを書こうと思っていたが、予想が外れそうなので書いておこうと思った。

批判する気にはならない

私はひとの悪口を言うことは人並みにすきなほうだ。実際口にすることは少なったかもしれないが。また、ひとの言葉に穴を見つけて、批判することも過去にあったかもしれないし、誰かの行動を批判することもあっただろう。ただ、いつのころからか、ほぼそうい…

『さくら荘のペットな彼女』(アニメ)

『めぞん一刻』に似ているとは思わなかった。さくら荘と一刻館の見た目は似ているかもしれない。住人はかなり違うと思う。そもそもさくら荘は学生寮だった。天才と凡才が一つ屋根の下で暮らし、その才能の差に苦悩したり、力を合わせて文化祭に臨んだりとい…

なんだこいつら

『うる星やつら』はリアルタイムでは見たことがなく、アニメのほうしか知らないうえに、すべてを通しでみたわけでもないのだけど、藤波親子はすごいなと思った。 父親は妻に逃げられ、一人娘を男として育てている。ベルばらみたいな感じはなく、なんだこのひ…

良い文学

悪い文学というものはないと思う。 良い文学についてあると思う。それは読者に自分「だけ」が著者の言ってること分かるぞと錯覚させることのできるもの。どの著作かは忘れたけれど、こんなことを吉本隆明は言っていた。その通りだなと思う。 ただ、これが近…

島尾敏雄の戦中体験

吉本の高等学校での出来事を「茶番」と書いてすこし気になっていた。吉本自身がどう書いていたのか、正確に覚えておらず、私の印象で「茶番」と解釈していただけかもしれない。こっそり別の言葉に置き換えてしまおうとも思ったけど、1年後読み返した時の反…

吉本隆明

この人の本ではじめに出会ったのは『私の「戦争論」』だった。 印象深かった話がある。それは米沢工業高等学校の時の話で、戦中、校長先生と生徒会長(だったかしら)の茶番劇を見せられて、辟易としたいうような内容だった。しかも、その校長先生がなぜ茶番に…

シュタインズゲート(アニメ)

6年ほど前に薦められて、ずっと気にはなっていたものの見ていなかった。シュタインズゲート0が始まったのをきっかけに両方見てみた。 物語の細部までしっかり理解できてないのだろうけど、とても楽しかった。謎解き要素が入っているだけで、私などは展開が…

『ハッピーシュガーライフ』

平成版『火垂るの墓』(映画)という印象。 登場人物に対する倫理的な批判は特にしようと思わない。この作品に限らず、どの作品に対しても。見ていてきついなと感じたら、続きを見ないだけで。 さとうとしおの二人の世界は見ていて美しい。ずっとこの世界が続…

はじめに

なんとなくブログでも始めてみようと思った。 どんな内容にしていくかは未定である。日々、考えていることを文字にして残しておきたい。 年のせいか去年ぼんやりと頭の中で考えていたことが。思い出せなかったりする。忘れてしまったことなどどうでもよいこ…