忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

思ったことをとりてもなく

気になる部分とそうでない部分

小説、アニメ、映画の鑑賞について。 気にならない部分といえば、登場人物の人格の善し悪し。小さなころは気にしていたのかもしれないが、徐々に気にならなくなった。もっとも、幼いころに読んでいた少年漫画の登場人物はそれほど性格づけがされていたともお…

批判する気にはならない

私はひとの悪口を言うことは人並みにすきなほうだ。実際口にすることは少なったかもしれないが。また、ひとの言葉に穴を見つけて、批判することも過去にあったかもしれないし、誰かの行動を批判することもあっただろう。ただ、いつのころからか、ほぼそうい…

良い文学

悪い文学というものはないと思う。 良い文学についてあると思う。それは読者に自分「だけ」が著者の言ってること分かるぞと錯覚させることのできるもの。どの著作かは忘れたけれど、こんなことを吉本隆明は言っていた。その通りだなと思う。 ただ、これが近…

島尾敏雄の戦中体験

吉本の高等学校での出来事を「茶番」と書いてすこし気になっていた。吉本自身がどう書いていたのか、正確に覚えておらず、私の印象で「茶番」と解釈していただけかもしれない。こっそり別の言葉に置き換えてしまおうとも思ったけど、1年後読み返した時の反…

吉本隆明

この人の本ではじめに出会ったのは『私の「戦争論」』だった。 印象深かった話がある。それは米沢工業高等学校の時の話で、戦中、校長先生と生徒会長(だったかしら)の茶番劇を見せられて、辟易としたいうような内容だった。しかも、その校長先生がなぜ茶番に…