忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

百合というジャンル

 こういうジャンル分けがよくわからない。『やがて君になる』はこうしたジャンルを愛好するひとに需要にあっていたから話題になったわけでもないだろう。すくなくとも、私はそういう視点では見なかった。

 『ユリ熊嵐』も同様で。見た目から言えば、女性と女性、人間と動物いずれにも見えるし、どう見たとしてもこの作品の面白さの核に変化はないだろう。この作品は結末もとても好きだった。透明な嵐の主催者たちが改心して・・・というような結末だったら、とてもがっかりしたとおもう。透明な嵐の主催者たちが極悪非道に描かれていない点もよかった。物語内の熊の世界が人間の世界と同じようなものさほど変わりないという描写も。

 何を書こうと思ったのだったか。ずれてしまった。

 百合だから、薔薇だから。そのジャンルに特有な面白さというのがあるのだろうけれど、自分にはよくわからない。そういうところに気づかせてくれる作品があったりしたら教えてほしいと少し思った。