忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

そういえば、PCについてはほぼ言及したことがない

 ポリティカルコレクトネスについて

 あまり関心がないから、というのはある。どうやら、ぼくが好んで見ているような美少女動物園ものアニメが批判されがちであるということは知っている。でも、批判が起きる場合、広告に使われるなど、なにかそれなりな理由があるらしいということくらいは知っている。「温泉むすめ」というのは自分の目で確かめて、ところどころまずい文言があると感じたが、『月曜日のたわわ』は見たことないのでスルーしたし、『咲』と『ストパン』の違い、宮永と宮藤の違いを知ったのは最近と言えば、最近のことである。たぶん、『咲』を見たら、今後、実際、見るかもだし、そうしたら、楽しく鑑賞すると思うが、ぼくはそこまで麻雀好きではない。点計算できる程度の関心。

 まあ、批判にはそれなりに説得力を感じる。作品の内容への批判だったら、ぼくの知っている作品でおかしいと思えば、反論する。

 PC視点からの批判よりも、美少女動物園ものに対する「偏見」なら、ゆるふわな世界観、登場人物に優しい世界で繰り広げられるハートウォーミングコメディみたいな理解のほうがぼくには迷惑に感じる。そんな単純に「ゆるふわ」と裁断はできんでしょうと思う。実際、けっこう複雑なお話がおおい。『ゆるキャン△』でもそう思う。「ゆるふわ」ということばがふさわしい作品もあるにはあるけど、思いつくのは『けいおん!』くらいか。で、これも、作品の核はそんなところにはない。いつの間にか終わる青春みたいなのが作品の核と思う。ゆるふわにボケーとしていうちに青春は終わっちゃいましたね!って感じ。大事なのは寂寥。

 ともかく、「美少女動物園」、「日常系」には変な誤解がはびこっていると感じる。PC視点からの批判よりも、この種の誤解のほうがぼくは嫌だ。まあ、「美少女動物園」とか、「日常系」とか、ぼくは蔑称として使っているつもりはないが、人によっては蔑称として使っているのが、文脈から、わかってしまうのがあるかもだ。「なろう系」という呼称も、同様。

 PC視点からの批判で気になったのは、『転スラ』の虐殺、『進撃の巨人』の「地ならし」、『スーパーカブ』の道交法違反のときかも。『スーパーカブ』が道交違反を指嗾しているといった指摘へは、確か、この日記にも反論を残していたと思うが。どうだったか?まあ、あらためて反論をしようとは思わないけど。『転スラ』や『進撃の巨人』についてはぼくはこれらの作品が好きなので、つまらないとは思わないし、ひどい描写であったとも思わないけど、こういうのが嫌いと言う人がいるのも仕方ないよね、とだけ思う。『アキバ冥途戦争』へもその種の批判はあったのだろうか。そこはちょっと確認できていないが、『アキバ冥途戦争』についていえば、ぼくは内容に不満があった。ひどい、人の命をなんだとおもっているんだというような感想ではない。むしろ、その種の荒唐無稽な?人の命を軽く扱うような露悪的な?描写の向こうにあまりも真面目な、真面目過ぎる人間観が透けて見えて、ゲップが出た。4話くらいで?5話か?脱落した。最後までふざけ倒していた『蜘蛛ですが、なにか?』と『陰の実力者になりくて!』のほうが、この点ではおもしろかったと思う。やや路線は異なるが、いや、まったく路線は異なるかもだが、『グラスリップ』なんかはまた別格におもしろく、感動した。

 脱線した。

 倫理というのが嫌いと言うのは、これはなんでそうなったかな?あんまし、憶えていないが、気づいたら、そうなっていた。吉本を読んで、多少は変わった気もするけど。しかし、吉本はできるだけ弱い倫理で戦えみたいなことを言っていた気がするが、気のせいか。吉本が論争で強かったのか?意見が分かれそうだが、少なくとも、彼はあまり勝つことにこだわりがなかったように見えるけど。負けて、当然と思っていたか?まではわからん。が、オウム事件慰安婦問題、「ならずもの国家異論」、原発問題、各種署名批判において彼はまったく勝てたようには見えないし、勝とうとしていたようにも見えない。個人の解釈、および、感想です。

 まあ、勝ちでも、負けでもいいけど、弱い倫理で鈍く、しぶとくいくというのは彼から学んだと思うが、実践はしていないかもだ。倫理というのが苦手なのだろう。

 

 今日のメモのまとめ

 アニメ作品、美少女動物園もの、日常系への偏見は無視する。作品の根幹への批判を期待する。PC視点からのものであっても、根幹への批判なら楽しんで読むし、反論すると思う。

 なので、『転スラ』、『進撃の巨人』への反論は今後、時間がある時、日記に残しておきたい。作品の核にかかわると思えるので。しかし、ぼくの反論は失敗に終わるだろう。どー考えても、批判者が正しい気がする。しかし、ぼくはエレンが好きなんだ。リムルも好きだし。

 

 ああ、関係ないことを思い出した。

 今やっているドラマ?病院が占拠されるドラマがひどいというおはなしを見た。ふざけてつくっているのか?みたいな。で、それが行き過ぎてウケているとも聞いたが、『グラスリップ』をそう見る人もいるのかもだが、たぶん、ちょっと違う。『グラスリップ』は見終わると作品にたしかな印象が感動とともに残る。見終わるとつまらないとは言えなくなる。たぶん、細かくセリフの分析とかやれば、ある種の整合性を見つけることが可能と思うのだが、そこまではめんどくてやっていない。

 まあ、そのドラマについては見ていないので何とも言えん。ただ、そういう視聴態度を逆手にとって、演出されたおふざけを基調にしたドラマが過去に(15年前くらい?)あるのだから、そのドラマが大まじめつくって、ド滑りして、ウケているのだとすると退化になるのでは?と。

 随分と日本のドラマを見ていないので、的外れなことを言っているのかも?