忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

起きているうちに書き留めておきたい寝言の記録

 なにかの間違いで、この日記にたどり着いてしまった人。大体がアニメを見ている人だと思う。若い人もいらっしゃるかもしれない。その若い人の中にはひろゆきさんのようなインフルエンサーのファンもいるのかも?

 まあ、そこはちょっと怪しいか。アニメを見るのに忙しくて、ひろゆきさんの番組とか見ている時間はないかもだし?学校とか、大学とかもあるだろうし、バイトとか、恋とか、部活とかもにも忙しいか。

 まあ、いいや。

 この間、すこし日記に書いたくせに実際には番組を見たことなかったので、すこし覗いてみた。過去には、話題になったとき、散発的にツイッターを覗いてみることはあったが、以前にも書いたように特段、傾聴に値する意見ではなかった。

 話が逸れた。さっき見た番組の感想。ひろゆきさんと成田さんという人が立憲民主党の小川さんにあれこれ聞く番組。初見で思ったのは、この形式自体は新しくない。ぼくはテレビメディア史に疎いので知らないが、原型はやっぱ『朝まで生テレビ』なのか。まあ、『朝生』もあんまし見ないので、よくわからん。頻度としては3年1回くらいかしら?参院選みたいな感じ。人数が絞られている分、ひとゆきさんの番組のほうがことばの応酬があり、議論の体裁は保っているような気がするが、根本のところは同じ印象を受ける。

 番組で議論をしているだけでなんらかの打開策が見つかるというのがそもそもありえないでしょう。ひろゆきさんの番組も、『朝生』も、この点では全く同じ。これを見て、ウンウンと肯いている若者がいるのだとすれば、やっぱすこし失望する。ぼくが学生の頃、こういう番組を見て同じようにウンウンと肯いていた人たちは今、なにをしているのだろう?そもそも、そういう人がいたのかも知らない。

 人口減問題は、こうなることはだいぶ前からわかっていながら、特に有効な手段を講じることがなく、というか、おそらく、有効な手段がないから、そのままに放置されてきた。ひろゆきさんも、それは知っていたはずなのだが…少子化のいち例として、大学全入時代がいずれ来るとか言われだしたのは、おそらく、ひろゆきさんや成田さんが学生の頃ではないのか。別におふたりを責めているわけではない。知っていようが、打つ手がなく、あっという間に時は流れ、おっさんになるということをぼくも知っているからだ。

 すくなくとも、ぼくが学生の頃から「少子化問題」はあり、時事ワード解説みたいなデータブックにものっていた。

 まあ、ごちゃごちゃした話はいいや。ともかく、こういう番組を見て、ひろゆきさんが鋭いとか、成田さんが鋭いと感じる人は変だよ。小川さんが鈍いみたいな雰囲気になっているのも、おかしい。

 ちょっと予想よりもきついものを見てしまった感がある。なんか野党批判も、この文脈でなされているものなの?

 見ないほうがいいとしか言えない。なにか、すごい解決策があるなら、すでに日本じゃなくても、他の先進国が試しているでしょう。どこも試していないということはそんな魔法の杖みたいな政策はないということだ。このことから、ぼくが間違っているのかもしれないが、人口減問題を政治の責任に帰すことにぼくは反対だ。なるようになったという認識しかない。

 あと、やっぱそもそもの問題として、この今日の日記自体がその問題を抱えているが、なにかを批判する方が簡単なんだよ。粗探しのほうが簡単。なので、舌鋒鋭く批判なんてことば自体が相当、怪しい。鋭くない。簡単なんだから。というか、有効な批判というものはありはするが、大変なのだと思う。なので、それをできる人はすごいと思う。ぼくにはできない。もし、批判するなら、ぼくは吉本隆明を周回遅れ気味に批判したいと思う。

 

 と偉そうに書いたけど、こういう番組を見て楽しいと思った人はご自分でどうにかなさるしかない。ずっと、これからも、こういうのを楽しむでもいいし、でも、もっと他に楽しいものが世の中にはたくさんある気がする。気がするだけ。

 暗い人(陰キャという含みはないですよ。)には文学とアニメをおすすめします。これはこれで問題があるじゃないか、と言われれば、そう思いますが、責任は取りません。というか、取れません。

 まあ、いいや。こういう番組でyoutubeなんかもあふれかえっているのなら、ドン引きです。たぶん、あふれかえってはいないよね。

 

 ※小川さんが人口構成の変化について話している場面で、「そんなの知っているよ」という合いの手が入っていたが、それを無視して、解説すればいいのに。知らない人に俺は話しているんだみたいに。まず、事実認識レベルで共通の土壌をつくることを軽視する姿勢はぼくは嫌だな。それじゃ議論にならない。