初めて見た
映画『セーラー服と機関銃』がテレビでやっていた。
感想。やくざ映画をを終わらせるのはセーラー服を着た女の子ということだろうか?たしか、山田洋二も寅さんにアスファルトの道をあるかせるわけにはいかないみたいなことを言っていた。やくざは後進国日本の象徴だったのだろうか。
角川映画については詳しくはしらない。お話としては『時をかける少女』のほうがおもしろかったけれど、映画としては『セーラー服と機関銃』のほうが好きかも。『Wの悲劇』もおもしろかった。『赤と黒』じゃなくて『天と地と』はなにも記憶がない。タイトルを書き間違えたのは赤と黒で戦っていたよね?という記憶。
それにしても、セーラー服を着た女がやくざ(映画)の時代を終わらせるってのもすごいもんだな。たぶん、日本の東映のやくざ映画が好きだったら(見たことはあるが、あんんまり好きではない)、もっとこの作品を楽しめたのだろう。時代の変化か…ところで、今でもやくざ映画というものはあるのだろうか。
女の描かれ方。ジブリ映画にも感じるけど、女だけが持つ力。本作ではふたり女がでてきたけど、どっちもすごかった。当世はこういうこともだんだんいいづらくなってきているのか。甘ったれた男の幻想といわれれば、そうなのか?そうかもだ。
それと時代の変化というのはぼくの短い経験でもよくわからんな。これも、回顧したとき、はじめてそれに気づくようなことなのだろうか。ぼくが鈍感なだけか。