忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

2021秋アニメ メモ

 『月とライカと吸血姫』と『無職転生』はぼけーと話の筋を追っているだけでも、楽しい。『テスラノート』は居眠りしながら、見ているうちにお話の内容がわからなくなった。絵のほうはどうにも目が慣れないが、主人公の田中車のパーカーはかっちょいいのだろうか?

 『見える子ちゃん』はすごく見える子、ちょっぴり見える子、まったく見えない子の組み合わせになり、お話がおもしろくなった。全く見えない子は見えないくせにやばいものを引き寄せる体質。それで、すごく見える子は大変そう。でも、この作品の真髄は3人がそれぞれ違う世界に生きていることで生まれるディスコミュニケーションがあるはずなのに、なぜかうまいことかみ合っているところだろう。視聴者視点でコミュニケーションにズレがあることが確認できる仕掛け。ゲラゲラ笑う感じではないけど、化け物の見た目のグロさとはかけ離れたこころあたたまる優しい作品だと思った。変な3人組がおもしろいアニメ。昨日のメモにすこし重ねて話すとことばの通じない孤独も描き方次第で明るくなるのかも。いやいや、描き方の問題ではないかも。人のなせる業(わざ)ではなく、世界では多少のズレを補正する謎の力学が働いているのだろう。なんとなくうまくいってしまうみたいな話。おもしろい3人組だと思う。

 ただ、この作品はお稲荷さん?かな。その存在次第ではもっと違う方向性(謎の力学方向??)に行きそうな気もする。

 すごく見える子とちょっぴり見える子視点のふたつディスコミュニケーションはわかりやすいのだけど、見えない子はちょっとわかりづらい。なんといえばいいのか。見えない子はとりあえず写真を頑張ってくれ?

 

 『月とライカと吸血姫』はもうちょっと冷戦下のお話よりな感じになるのかと思ったけど、そうでもないみたい。といっても、ぼくには冷戦下がどういいうものだったのか、その空気感など知るよしもなく、だから、知りたかったみたいなところはある。

 

 アニメは話数を重ねるごとにおもしろくなっていくのはくせになるものがある。なので、ちょっと退屈でも見続けるといいこともある。時間を返せとまでは思わないが、なんだったんだろうともやることは度々、ある。