メモ
ボケーと見始めてたのだけれど、おもしろかった。録画はしてない。
映画『おおかみこどもの雨と雪』に関して、わからない部分をメモ。
父の死について
禁忌を冒したという理解でいいのだろうか?
その禁忌とは人間に正体を晒したこと?人間と交わったこと?
父の場合はその罰として「死」という結末を迎えるという理解。
前者だとすると雪の話で???となる。
雪が転校生、草平に傷をつけた際、正体がばれてあの共同体から放逐されるのかと思ったのだった。
そこが不明な点。ファンタジーな感じから、雪の事件を転換点に、エイヤッと現実よりに世界をひっくり返したみたいな理解でいいのだろうか?たとえば、おまじないがきかなくなるとか、そういうことなのかな、と考えた。(その事件は姉弟の成長の転換点ではあった。弟はっちょいその前に兆しはあったか。)
それとも、弟が代わりに罰を受けた?
むしろ人間社会から疎外されたのは弟の雨のほうだった。無論、自らの意志ではあるが。
時代について
現代というよりも細田監督の学生時代に近い時代感覚なのか、どうか?
例によって、かりに現代社会を舞台としていたとしても、この作品に込められた社会批評性を積極的に読み込もう、とはぼくは考えない。
こどもが見て楽しいアニメではないと思った。作者も意識的にそうしたのだろう。
家族の描き方については、まあ、なんだろう。ぼくはそこについて考えるのは不得手だな。
『Vivy-Flourite Eye's Song-』について
ぼちぼち考えている。それにしてもムズイお話だった。