忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

いいことばが見つかりました

 先日、書いた日記で印象的なシーンをどうことばあらわすのかという問題。ツイッターを見て気づきました。

 「尊い」がぴったりかも。

 思えば、このことばに苦手意識をもったのがぼくのダメなところである。といっても明確な記憶が残っているわけではない。たぶん、ニコニコ動画か、某巨大掲示板なのだが、ニコニコ動画かな?どっちでもいいか。ホモソーシャルな環境で取り交わされるあいさつ代わりのことばか、なにかだと思っていたのだ。たくさんそのことばが並んでいたので。

 ところが、さっきいつも拝見している方のツイートでなるほどな、となった。たしかに、「尊い」ということばにはどことなく客観視されたニュアンスというか、ふざけた感じ、てれかくしみたいなところはありそう。『安達としまむら』の他の方の感想を読んでいた時も、「尊い」ということばを見かけたけど、ホモソーシャルな感じは受けなかった。

 ぼくがバカだったのだ。それは知っていたけど。

 ニコニコ動画、某掲示板のノリがちょっとぼくには苦手というだけの話だ。いろいろなタイプの「オタク」が世の中にはいるってことだろう。そこにいる人がすべてそうとは限らない。

 「尊い」ということばのおもしろさに、はずかしながら、今日、気づいた。上記の通り、けっこう複雑なニュアンスがあったのか。「もののあはれをしる」よりも現代的な表現としては「尊い」なのかも。

 ということで、アニメにおける「きめ細やかな描写」とか、「過剰なコントロール」とかいうようなことばは捨てて、「尊い」とひとことで評言していこう。

 「印象的なシーンは尊い」、これでいきます。

 

 『憂国のモリアーティ』は見てない。時間があれば、見てみよう。