ちょっと予習のつもりでのぞいたら
映画『リズと青い鳥』は以前から気になっていた。でも、音楽には疎いのでなんとなく後回しにしていた。それがとあることで気になって、今さっき、youtubeでロングPVを見てみた。確かに、面白そうだ。
ここで予習をやめておけばよかった。
続けて『響け!ユーフォニアム』のトランペットオーディションに関する動画をのぞいてしまったのだ。
かなりきっつい話なのだな。
全編を丁寧に見たわけではないのにいらんことを書いてしまいます。
うーん、この作品のファンの人に怒られそうだが、「あなたがソロを吹きますか?」と問うた先生はよき導き手であり、同時にクソセンコーでもあるように見えた。
ああ、そういえば、学校ってそういうところだったよな。生徒から信望の厚い教師という存在を思い出す。
それともうひとつ。才能といえばいいのか。その問題。先ほども書いたようにぼくには音楽の才能の差なり有無なりがわからないわけだが…憧れと嫉み。
で、止せばいいのに『リズと青い鳥』のロングPVをまた見直してしまった。
きっと面白いのだろう。すごくぼくにはまる作品になるか、どうかはあやしいけれど。
まあ、でもなんだ、ぼくはやっぱり自覚なく歳をくったな。恥ずかしながら、妬んだ。この作品を思春期に見ることのできた世代を。
自分の思春期にこういう作品はあっただろうか?ちょっと記憶にないな。学校生活の中には作品のように洗練された形ではないにせよ、似たような経験はあったかもだ。ぼくは指をくわえて見ている側の人間だったが。
いずれにせよ、こういう作品群を見て育つ自分よりも下の世代のひとたちはかなり繊細な感覚を持っていそうな気がした。
なんかすこしわかったぞ。おそらくぼくよりも若いであろう方々のサブカル作品の感想にある繊細な感じ。そこをすごく尊敬してます。まだ、だいぶ先の話になるが、老いて繊細になる感覚もあると聞くので、ぼくはもうそっちに望みを託そう。
うむ、まずは映画のほうから見るか、どうか?
PVを見ただけでもかなりの満足感を得てしまったのだが…
追記 世代関係なく、ぼくがただ単にそれほどきめ細やかな感覚をもっていないだけかも。
最近のアニメに見られる情感の豊かさの正体はきめ細やかさみたいな感じだったのかも?まあ、よくわからん。画面の過剰なコントロールとか、行き過ぎたコントロールとか評言していたけれど、このことばづかいはあらためよう。