忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

なんだがよくわからんけどおもしろくねえ

 こういう感覚。ただのつむじ曲がりと言われれば、そうなのかもしれない。けれど、なにに対して面白くねえと不満に思っているのかも定かではなく、その不満というものも確実にそれは不満であるとはいえるようなものではないのかもしれない。そう、それはちょっとした違和感のようなものかもしれない。電車の中からふと外を眺めたとき、同じ車内の人も自分と同じ景色が見えているのだろうか、ぼくはけっこう目が悪いので、実は多くの人が見ている世界とは違う見え方になっているかもしれない、とか昔、思ったことがある。あるいは、みんなが運動会で一所懸命に走っているとき、なんだかそうはなれずに、なんとなく走っているというような状況。なぜみんなそんなに懸命になれるのか、自分にはよくわからず気後れしてしまう。なんだかちょっと違うぞと。なにがどう違うのかはよくわからないが・・・・ただただ居心地が悪い感じ。不満?違和感?ズレ?まあ何といえばよいのかはよくわからないが、こうしものが僕と世界の間には存在しているのだ。

 こういう雰囲気がでてくる作品を私は面白く思える。この感覚というものはけっこうだれにでもあるのだろう。だからそういう作品が出てくる。で、この感覚は自分にとってはかなりはっきりと知覚できるものではあるのだろう。ただ、なにか経験的にわかるというようなものではない気がする。ふとしたきっかけでだれにでもある日突然に訪れる、そういうたぐいのものだろうという気がする。

 ただ、四六時中この感覚にとらわれていると、気がおかしくなるだろうな。なので、自分になんかはアニメを見るときにこの感覚が呼び覚まされれば、それで十分な気がしている。ということで、この観点からSAOを見直してみようかなというのが直近の楽しみ。まあ、待望の『俺の青春ラブコメは間違っている。』3期が始まるので、それが楽しみで仕方ないわけだけど。