忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

『ブギーポップは笑わない』(アニメ)

 自分のえらい勘違いだった。思春期特有のみたいな話ではなかった。なのでその点、若者を装いながら視聴する必要もなく楽しめた。たぶん最後まで見続けると思う。

 イマジネーター編だったか、心は人と人との関係性の中にあるもののような話。これは少し気になる。別に人と神様との間にあって人間からは理解されるようなことのない部分とかあっても良いんじゃないかと。自分はみずからすすんで精神的な引きこもりになっているつもりはないが、だれからも自分の言ってることが理解されなくても構わないと思っている。理解されたいという期待ももっていない。それほど突飛な人間でもないから、理解しやすい部類かもしれないが、ともかく仕方のないことと考えているのだ。同様に、私が誰かのことを理解したいと思って、それがかなわなくても、仕方ないと思える。もう少し踏み込んでいうと、だれからも理解されない部分にそのひとにとって大事なものがあるのかもしれない。ひとに伝わらなければ、そんなものに意味がないと思う人がいるなら、そういう人にとってはその通りなのだろうけれど、私には違う。

 「社会の敵」というのは面白いなと思った。宗教者とか見方によっては、そういうものに見えたりするんだろうか。とか思ったり、思わなかったり。