忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

夏アニメ メモ 総評

 『よう実』最終話?

 この最終話だけ見ると、ラブコメっぽい作品になってもおかしくない気がするし、けっこうそういう視点で、たとえば、櫛田、龍園を見ている人もいるようだけど、実際には、清々しいくらいにコメディー要素は排除されている。作者の個性なのだろう。

 櫛田、軽井沢、佐倉を見ていると悲しくなるのは、以前にも書いたが、その凡庸さゆえかと思う。方向性が違うとはいえ、ぼくも凡庸なのだ。なので、彼女たちを見ていると痛い感じがするし、ひりつく。ただ、このひりつきはクセになりそうなので、少々、気をつけないと、とは思う。しかし、どうもぼくはこういう作風が好きらしいということだけはわかる。

 まあ、それでも、本作の核みたいなものはいまだにつかめている気はしない。

 ラブコメではないけど、恋愛の展開を見ると堀北は綾小路には惚れないとおもっているのだが、違うのだろうか。

 

 『ルミナスウィッチーズ』11話

 ミラーシャは核心に迫る発言をした。ジニーはバカではないのか?そう、ただのおバカさんではないの?と。しかし、ミラーシャは本当はそう思っていないから口から出たことばであろう。また、ぼくもジニーはバカとは思わない。

 『異世界おじさん』のおじさんは愛すべきバカということだろうし、そこがウケたようにぼくには見えたが、ジニーはやっぱそうではないと思う。

 孤独を知る女の子、普通の女の子なのだと思う。しかし、ちと眩しい。普通の子が眩しい、というのは不思議だが、ぼくはそう感じる。

 11話は特に、電車内で突然みんな歌を歌いだすところは奇妙とは思わなかった。なんか、昔の人は娯楽もそうない時は、人が集まると歌っていたのでは?みたいな。あのシーンはお世辞にもあまり上手ではない歌声が混じっていたのは好感が持てた。それはぼくが音痴だからか!ともかく、音痴でも歌は楽しいということは知っている。

 

 総評

 夏アニメベスト3

 『ようこそ実力至上主義の教室へ』、『よふかしのうた』、『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』(五十音順)

 『よふかしのうた』もひりつく感じが好きだった。まだ、最終回は見ていないが、おそらく2期もあるのだろう。

 『よう実』は3期も楽しみ。でも、もしかしら、これは原作を読むほうがいいのだろうか。

 アニメも、原作もどっちも好きになるパターンもけっこうある。

 ただ、このひりつき感をさっきクセになるのは考えものだと書いたが、それだけではないな。作品と自分との距離感がおかしな感じになる時もある。『俺ガイル』の陽乃とか。『あだしま』の島村とか、見ていると痛くて、ひりつく。彼女たちに共通するのは彼女たちが自分のことを客観視する視線がセリフに織り込まれている点か。そこにぼくの視線が重なった気がすると痛いのか。どーなんだろ、わからん。それで日記にも変な感想が残っていると思うけど、読み返さないので、憶えていない。『よふかしのうた』のキャラだとメイド吸血娘とセリはその自分を客観視する視線が入っているかもだな。こういう行為自体が痛いのかもだな。この「痛い」は俗な意味のほうも含む。

 小説でも、こういうことは起きそうなもんだけど、アニメは声があるというのが大きいのか。小説だと自分の声で読んでいる、もしくは、音自体をカットして読んでいるし。

 

 それはそうと『エンキス』一挙配信が終わっているではないか。9話までしか見てない。どこかでまだやっているのかもしれないが…アベマは嫌なんだよな。途中で自社コンテンツ?の宣伝を入れてくるので、興がそがれる。前、ここでアニメを見て後悔したのだ。宣伝が入ること自体はテレビ録画でも同じだから、気にならないけど。アニメの合間のCMって、アニメ関連が多いから気にならないだけか。

 まあ、いいや。

 秋アニメを明日あたりチェックしよう。

 『うる星やつら』がたしか秋アニメだった。