メモ
寒い。
秋アニメ
『白い砂のアクアトープ』
次回が楽しみといえるほどのおもしろさはない。それでも、見ているのは前半のキムジナー、ガマガマ水族館のファンタジー要素があったから。このままファンタジー要素に触れることなく、終わるのかもしれないけれど、それはそれで楽しみ。
その他の点について。くくるが動物好きという設定がよくわからない。描写がわかりにくいということではなく、ぼくの問題。動物好きという感覚がよくわからない。前半ではくくるが動物好きであることで空回りしているように見えた。独りよがり、ひとり相撲になってしまっている感じはぼくにも身におぼえあり。要するに、くくるははた迷惑なバカなのだとおもうけど、そこがおもしろいところでもあるのだろう。よくわからんけど、ばかでも生きていける。奇跡というとおおげさだけど、どうも世の中はバカでも生きていけるようにできているというのは自分の実感からもいえる。不思議だ。しかしながら、そのおかげでぼくは虚無というものがよくわからない。
ということで、よくわからないアニメ。
『色づく世界の明日から』
おそらくそういう結末にはならんだろうと思っているので、あえて書いてしまう。自分にかけた魔法を解いても、月白瞳美の視界に色は戻らず、それでも、色が見えているフリをしながら、生きていくことにしたみたいなお話をぼくは想像した。暗い中二的態度を維持したまま、世界にそれなりに適応していく感じ。おおくのクソガキたちはこういう経路をたどって、おじさん、おばさんになっていくのではないか。隣の人が夕刻に空を見上げながら、綺麗だねといったら、それにあわせて、その情景を知覚できなくても、そうだねと相槌を打つ。そんなふうにして、人は生きていける。
というか、結末をそんなふうに解釈してみたいという誘惑。まあ、でも、基本的には作者の意図をできるかぎり素直に受け取りたい。楽しみ。
最近、いくつか気になった著作がある。
しかし、哲学というものを今から勉強する気はなかなか起きない。まあ、気が向いたらという感じでいいか。フーコーの著作も結局、一冊だけで中途半端になっていた。
しかし、すこしショックな動画を見てしまった。哲学で時間論はメインテーマから外れていると語られていたのだが、そういうものだったのか…それで、ぼくの時間に対する関心がうすれるのか?といえば、まったくそんなことにはならないわけだが。ショックというか、意外だった。
ピカソ回について
クズすぎ!でも、なんでだろう。ぼくのクズセンサーにひっかかる感じではない。あまり関心をもてない。絵についても。前のピカソ回でも思ったのだけど、賢すぎるのがクズな側面を帳消しにしちゃう感じ?帳消しにはならんのだけど、まあ、よくわからん。
でも、時代的にクズで、賢くないと生き延びられなかったような気もする。なんというか、生まれる時代とかも偶然なんだとおもうけど、不思議なもんだな。今の時代にピカソがいたら、絵の才能を開花させていたのだろうか?どーにも、そのようには思えん。
絵についてお勉強していたはずが、脱線してしまった。まあ、いいか。
諸行無常について
盛者必衰のことわりをあらわすって成功と失敗ということなのだろうか。
まあ、違うか。すくなくとも、成功と失敗の背後にあるものを視野におさめているのだろう。