昨日の続きとその他
昨日の続き
社会との軋轢が僕にはないのかというとそこまで気にするようなものでないのであれば、ある。今のマスクが通行手形になっている状況とか、まさにそれ。でも、この点についていえば、適応できる範囲、したがってそこまで問題とは思わない。
ただ、なにか災害にあうとかするともしかしたらぼくもそういう軋轢をどうしようもなく感じることになるのかもしれない。東日本大震災で娘さんの遺骨を探している親の話を聞いたとき、自分ならどうするだろうと考えてしまった。
あるいは戦時下の話などもそうかもしれない。皇国青年でありながらもやっとした気持ちを抱えていた話をしていた吉本になんとなくではるけれど、共感するところがある。でも、これは実際に起きてみないと分からん気がするが、起きてほしいともおもわないので、そのことを知る機会が訪れなければいいなと思う。
『俺ガイル』最終話をまだ見ていない。
気になっていたこと
鶴見留美の登場する林間学校の話。雪乃が留美の気持ちを結衣なら理解できるかもと言っていた気がする。それはなぜか?同じような経験を結衣もしているのではないかと雪乃が感じての発言に思われるが、具体的に何か言っていた記憶がないのでそれを確かめようと思って、数か月放置している。もう1回見てみよう。
最終話をまだ見ていないので何とも言えないのだけれど、水族館に行って以降。2期が終わって3期はほぼ結衣が主役と言えるくらいに中心に描かれていたが、原作でもそうなのか?
八幡は結衣の気持ちに気づいていたということでいいのか?もしそうなら男の子に勘違いさせちゃだめよ的な独白は照れ隠しとか、自制のたぐいということなのだろうか?よくわからない。そこまで気になることでもない。ただ、原作小説は八幡が語り部か、どうかくらいは確認しておこうかと思う。(予定)
八幡は雪乃を選んだということについてはもうすでに書いたのでここでは書かない。
ただひとつ、書いておこう。この話はやはりラブストーリーということだったのだろうけれど、「君は酔えない」問題は恋愛と限らず、生きていれば、何度かその人の人生に影を落とすことになるだろうと思う。これはもしかしたら、ほぼすべてのひとに共通して起こる問題なのかもしれない。
随分前から気になっていたこと
三浦さんという国際政治学者を何度かテレビで目にした。
面白い話をしていると思った。野党が勝てない理由についての解説だったと思う。
以前この日記にも書いたが、ぼくは力の拮抗する2大政党が誕生すれば日本が良くなるは考えない。それよりも女性の政治家が増えたりすることで生まれる変化に期待したい。
でも、その時の話は面白かった。経済バラマキ、安全保障現実主義の層を取り込めないと野党は勝てないみたいな話だったか?くわしいことは忘れてしまった。
忘れてしまって構わない。興味をひかれたのはその層に受け入れらる政党色を出せば勝てるのか?というところにひっつかかったからだ。
それはなんと形容すればいいのかはわからないが、自民党の控え?第二自民党?
2大保守政党がどうのということを言っていたひともたしかいたような・・・
ざっくり書いてしまえば、日本人はなぜ消極的であっても安倍政権を支持してきたのか?そこを考えないとこの手の話は空論におわるのではないか?そしてそれは日本人に対するそれなりの洞察が必要に思う。
野党の主張する理想主義を絵空事と感じ、与党の汚い部分を必要悪と容認する態度。この見立てもまちがっているかもしれないが、ぼくには日本人はそのように見えている。
そういう日本人はもうひとつ自民党みたいな政党が増えたら、そこに投票するのか?よくわからない。有権者のニーズをつかみ、そこに訴える政党がでてきて、それはマーケティングの成果とうことか?
小林秀雄のことばを思い出す。ある男が恋文研究を熱心にやって、恋愛が成就した。それを研究のお陰と考えるなら、彼は違う何かを達成してしまっているというような話だった。そういう政党がでてきたらこの男と大して変わらないのではないかと。
それで思い出した。こういう気障な言い回し、修辞が『本居宣長』ではなくなっていると初めて読んだとき思った。そのことに感動した。