忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

作品の社会批評性を気にしない理由を少しずつ書いてみる

 はっきりとはしないわけだが、書いてみよう。

 黒沢清監督のインタビューを見て、面白かった。

 それで考えたわけじゃないけれど、自分はいかにして目の前の社会に適応するかという問題がまずあって、軋轢というような形ではあらわれないということではないかなと思った。

 価値観の相違がドラマを生むといった押井監督の話を忘れられない。日本人は相違が生む軋轢を好まないのでドラマが生まれないという含みがあったと思う。この時、社会と個人の価値観の相違というようなものを実は考えていなかった。個人と個人の価値観の相違がぼくの念頭に在ったのだ。『俺ガイル』の八幡と隼人の対立などは実に面白く見たし、感動もした。

 それと『PSYCHO-PASS』1期が不気味なくらい面白かったというのもあるだろう。2期以降のあらすじを見て、その不気味な感じはよりいっそう深まりそうなので見ていない。