えらい勘違いをしていた、その他
『処刑少女の生きる道』に関する勘違い
パンデモニウム(マノンの異父姉)がはっしたことば、「元の世界へ帰る方法」から、アカリか、メノウかのどちらかが元の世界へ帰りたいと考えているとぼくは解釈したが、これは誤読かも。
いや、どうなのだろう。
アカリは元の世界に対する執着はなさそう。むしろ、帰りたくなさそう。さらに言えば、今の世界でメノウに殺されたいわけでしょう。
パンデモニウムを信頼できない語り手と仮定して、メノウにも、アカリにも元の世界に帰りたい願望がないとするのも、不自然に思う。というのは、なぜパンデモニウムがミスリードを誘うようなことを言ったのか?そこが判然としないから。
パンデモニウムが信頼できない語り手説、捨てる。
そうすると、パンデモニウムがアカリか、メノウのどちらかに元の世界に帰りたい願望があることを知っている?
むしろ、信頼できない語り手はメノウか、アカリなのか。相思相愛は偽ではなさそうが、メノウはアカリを殺したい/アカリはメノウに殺されたいのどちらかは嘘、もしくは、どちらも嘘という可能性はある。今後の展開次第か。
その二人の願いとメノウの師匠、フレアの願いはおそらく背馳している。
2期はやらんのだろうか…
夜は涼しい気がする、きがするだけ。
さっき、帰途で歩きながら、すごくどーでもいいことを考えていたが。それがなんであったか。皿を洗っているうちに忘れた。
公示日以降、選挙特番をやらなくなったのはいつからか?たぶん、神保哲生さんはこういう指摘を以前からしていたと思うが。
まあ、オールドメディアの自主規制なのでしょう。今はネットメディアもあるから、その規制が意味をなさない、とか書くと、これまでは意味があったということになるが、実のところ、それも、ぼくにはわからない。
しかし、そうした規制があるということを踏まえ、外遊日程が組まれていたのだろう。こういうのは政治報道のプロのお話を聞かないとぼくにはさっぱりわからない。が、あまり関心もないので、調べてみる気がおきない。
それよりも、ウクライナ侵攻以降の日本の報道がどうして西側の報道をなぞるだけであったのか?そっちのほうは気になる。
でも、西側の報道も、アメリカ、フランスは一色というわけではなさげ。日本の報道はなぜ西側の、とくに英米政府の主張そのままな主要メディアの情報にのっかっているだけなのだろう。
通信社がある意味、国策通信社化するのは仕方ないかもだが。戦前の同盟通信社とかまさにそれで対外向け広報みたいな。ロイター、AFPも例外ではないだろう。
専門家の解説を聞きたい。が、無理だろうか。そういうお話はしてはいけないのか。
ブチャの検証はイギリスが前向きでないみたいな報道を見かけたが、その後はどうなったのか。ここがひとつの転換点だった気がするが…
と書いているうちにさっき考えていたことを思い出すか?と思ったが、ダメだった。
かわりに昨日、考えたことをメモしておこう。
親鸞の思想はつきつめていった結果、宗教的信仰の否定に至る。これが吉本の親鸞理解だった。細かいお話を省略すると倒錯の契機がポイントになる。
それに対して、「別のなにかを達成しちゃった系」型信仰もありうるとおもったのだけど、それに対するどころか、同じことなのでは?という結論に昨晩、布団の中で達した。
自分で自分がなにをやっているのかはよくわからん点で同じか、と。
次に考えたのが。ネットの言説について。
善きことを言うのも、露悪趣味なことを言うのも、ある側面では同じみたいな。
どちらもだれかの耳目を集めるために行われる点が同じと言いたいわけではない。いくらなんでも、そこまでひねくれてはいない。いや、もっとひねくれているかもだが、とりあえず、そういう指摘をしたいわけでない。
なんといえばいいか。ぼんやりとしたことを言うと結果的に善きことになったり、露悪になったりするんでないの?と。たぶん、精緻化すれば、そういう要素は落ちる気がする。比例して、他者からの理解度も落ちる気がする。
あ、思い出した。
ぼくにだって善きことを言おうと思うことが稀にあるのだけれど、結局言わない。言えない。たぶん、ことばにすると嘘くさくて、ぼく自身が笑ってしまう。
露悪的なことも言えない。なんか、かっこつけているように思えてきて、それも笑えるから。
なので、ぼくのお話はあまりおもしろくないのだと思う、という言い訳である。
やっぱ、すごくどーでもいいことを考えていたのだな。
もうひとつ、メモ。
『阿波連さんははかれない』
見直す時間がないので、疑問をメモ。
キャンプで告白したのは阿波連さんか?ライドウくんか?
どっちなのか?後者とすれば、阿波連さんが大城みつきに「好き」と言えなかったのは、応答できなかったという理解になる。前者であれば、告白できなかったということになる。どちらが正解ということもなさそうだが、いずれにしろ、その後の物語解釈が分岐する起点に思える。
眠くなってきたので、寝る。