冬アニメ メモ 手がべとべとするほうも好きだな
『響け!ユーフォニアム』6話
部活動(組織)を描くとすれば、葵先輩の退部のような話は避けて通れない気がするけど、もやっとします。
葵先輩の退部の理由。これはたぶん、本人にも判然としないのだろう。ちと、ちがうか。お話の中では①受験、②去年の後輩の大量退部を阻止できなかった自責の念、このふたつが示されていた。葵先輩の中では確たるものがあるのかもしれないが、他者がそれを知りようはないという方向についつい話をもっていきたくなるが、ぼくはもうちょっと別のところをほじくり返してみたくなる。葵先輩の中にある確たるものに対する他者の承認を彼女が求めているのか?彼女はそのことを誰かに理解されたいと思っているのか?答えなんてないとおもうが、ぼくは彼女はそういうものを求めていなかったと解釈したくなる。
それと滝先生については…やはり、葵の退部のきっかけをつくったのはあいさつ代わりに部員に活動方針の選択を迫ったことだとは思うけれど、うーむ。ごまかした書き方をすると、学校の教師が「教師」らしくなっていく過程では避けられないのかも。というか、組織のこういう側面を描くってのは大変なことだ。
ごまかそうとおもったけれど、ちょっとだけ書こう。葵先輩の退部をきっかけに結束するみたいな…うんちーって叫びたくなる。先を見てみないとわかりませんね。
3年生の役割分担がはっきりとした回だった。なんというか、アニメキャラの造形とか、物語を動かす舞台装置とか、いろいろと言い様はあるかもしれない。ただ、フィクションをフィクションとして認識しようとする態度で処理しきれるお話ではない。人の舞台装置化は現実にもある。
主人公、黄前久美子はなんなのだろう。よくわからん。原田甲斐でないことだけはわかる。
結局、芋を食うとなんとかなるような気がしてくる。いもくってじかたまる?いもかじって、堪るか?
手をべとべとにするほうもいいが、中世古の牛乳×芋にぼくは一票をいれたい。
揚げたほうの芋なら、コカ・コーラ×芋だろうか。ファンタはダメだと個人的には思う。異論は認める。
ところで、尾身さんは批判されることを含めて、その役割を引き受けている。ぼくはひねくれているから、批判する気にはならないけど…
しかし、マンボウはお金をばらまくためにやっているという発言が内部から出たという話は本当なのだろうか。病床だけ増やして活用していなかった、つまりお金だけばらまいていたという話も少し前に報道で目にしたが、それらこそ「大人のお約束」ではなかったのか…仕事を引き受けることの具体的な内実にそれは含まれるのではなかったのか…
げっぷがでそうな話になってきた。やっぱり、イモ食って元気出すのがいいのかもだな。
※葵先輩の「退部します」は人生出たとこ勝負って話だと思う。実際には勝ちも負けもないが、ともかく、人間は咄嗟に自分にも理解できない行動をとってしまうんだ。『時光代理人』のテーマに通じるお話だ。
今期は再放送含め、充実している。
と毎期、言っている気がしてきた。気にしない。