忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

冬アニメとか先日の補足とか

 先日の補足

 『平家物語』も誤解を招きそうな書き方をしたけれど、今日は『響け!ユーフォニアム』のほうの補足。『平家物語』については予想していたものとかなり違ったので、よーわからんうちにあれこれ書けるものでもない。

 滝先生に対してかなり批判的な書き方をしているけれど、それは半分は本気で、半分はすごく尊敬している。今でいうなら尾身さんを尊敬する感覚に近いかも。だれかはこの仕事を引き受けないといけないみたいなところがある。無論、滝先生なしで、部活動が軌道に乗るのであれば、それに越したことはないが…ぼくが高校生の時のことを思えば、こういう先生のような存在に甘えていたところはあるかもだな。えらそーなことは言えん。それでも、最高の先生ですとかもろ手を挙げて…というわけにはいかん。グダグダになってきたが、この問題はぼくにはよくわからん。些細なことには思えん。茶番を茶番といえない問題(島尾敏雄問題)と名付けよう。葵先輩にだけ茶番という資格があるのかもしれないが、彼女はそういうことをいわんのだろう。

 あ、その前にこの作品における部活動の描き方について。今どきの部活動がどうなっているのかは知らない。そこもちょっと気になる。まあ、いいや。両義的に描いてると思う。

 葵先輩ではなく、黄前久美子が主人公である点がポイントか。この先の展開は読めないけど、葵先輩の挙手は大きな意味をもつことになるのだろう。

 あと、『リズと青い鳥』の解釈はもっと精緻になりそう。久美子×麗奈とみぞれ×希美。才能というか、芸術の美(超越性?)が主題により深くかかわっているのは『ユーフォ』本編のほうなのかも?このへんが作品の雰囲気の違いに反映されているような?どういえばいいのだろう。超越性×青春はなんだ?

 映画の序盤で、希美は演奏会本番を楽しみにするのに対し、みぞれは本番が来る日をおそれる。が、お互いにふたりで過ごす時間を大切に思う点で変わりはなく、したがって対立しない。ただ、ふたりの思いはすれ違い、ズレだけが存在する。そこに本番が終わり、青春の日々に終止符を打つことへの、あるいは、部活動という青春期だけに許される特別な時間が終わりを告げることへの哀惜の念は感じられない。まったく異質な悲哀はあるが。

 たぶん、『ユーフォ』は『リズと青い鳥』になかったほうを描くでは?という予想。こういう予想はよく外れるのだ。

 『リズと青い鳥』はやっぱふたりの物語なんだと思う。雑に言ってしまうと、こっちのほうがえっちー。

 部活動の物語とふたりの物語という違い。雑な結論に落ち着いた。

 

 『明日ちゃんのセーラー服』2話

 いよいよもってわからん。

 汗の染みたハンカチで眼鏡を拭くことになんらかの喜びを感じる人向けだけにつくられているわけではないことはわかる。

 なんとなく、『スーパーカブ』みたいな感じはある。初登校の日、クラスメートの名前、なにを話そうかな?不安もあるけど、ワクワクみたいな様子をどう映像で表現するのか?ストーリーがどう流れていくはおまけで、肝心なのはどう表現するか?みたいな。

 しかし、ひとりで歩きながら、クラスメートの名前を暗唱するシーンはほほえましいけど、そこでほほえんでるおれは何者なんだという疑問。きもいなーで済ませていいのだろうか。

 あとはこの作品におけるアイドルの意味。今のところよくわからん。アイドル論として見ることでができるのだろうか?ぼくはアイドルについてはよくわからんな。超越性みたいな話?