忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

メモ

 『小林さんちのメイドラゴンS』6話について

 概念としての<こども>と<おとな>

 『美少年探偵団』でもこども/おとな問題を扱っていたが、それとは少し扱われ方が違う。ひとりの人間がこどもからおとなへと変わる、例えば、「成熟と喪失」としてのこども/おとな問題とは異なり、『メイドラ』では関係性としての<こども>と<おとな>の問題がある。前者はひとりの人間の中で完結した物語であるのに対し、後者は他者を必要としており、どちらかが<こども>と規定されると他方は<おとな>となり、その関係性から生まれる物語、つまり、対幻想の物語とみることができるかもしれない。

 

 で、ここからは未整理の部分。

 ファフニールによればドラゴンにはこども、おとなの区別はない。人間に固有の概念ということである。そして、弱肉強食であるドラゴンの世界に生きる彼はそんな概念をもつ人間をかつては愚かであると見ていた。こどもも、おとなもありゃしないって彼の見方をぼくは好きだけど、どうやら今はそう見ていない節がある。

 

 1期を見てないので、わからないこと

 ・ファフニールとルコアは小林に出会う前からあんな感じなのか。小林と出会って変わったのではないか。小林とトールのふたりを見て変わったというほうが正確かも。たぶん、このふたりの様子を見て、こども/おとな問題から対幻想の問題、家族とはなんであるのか?問題に質的に変化し、肯定的に見れるようになったのではないか。家族の中でのこども/おとな問題と言い換え可能か?

 ルコアが小林にイルルを託したことに端的にそれはあらわれている。

 

 さらに面白いところ

 ルコアと翔太の関係 母と息子?

 ファフニールと滝谷の関係 息子と父?父と息子かも?

 1期を見ないとわからんかも。

 でも、ぼくにはそう見える。

 

 それとやっぱり謎なのが小林とトールの関係かも。カンナとイルルが加わり、複雑化したのか。

 どのキャラも複雑だ。でも、実際、ぼくらもそんなもんかしれん。

 

 ファフニール 転生前 ドラゴン 転生後 父もしくは息子

 ルコア 転生前 ドラゴン 転生後 母?「おひとりさま」?

 

 

 

 以上の話とは関係ないメモ

 

 憲法とロックダウン

 全然わからん。今の憲法でできる範囲の制限はどこまでなのか?それを「ロックダウン」と呼ぶか、どうかは定義の問題。

 

 人権とロックダウン

 そもそも、検査→隔離の「隔離」は人権重視の観点からはどうなの?

 うむ。今、気づいた。ぼくの価値観に変化はあった。マスクをすることもだけど、「隔離」ということばにいつの間にやら、慣れてしまったようだ。嫌だな…

 

 ロックダウンの効果

 これも全然わからん。

 たぶん、ロックダウンだけで効果をあげている国は少ないのだろう。

 というか、そもそもの疑問として、感染抑制における政策介入の有効性の問題。今のことろ感染を抑えている国はかなり強烈な介入よって抑えているという理解でいいのだろうか。検査拡充、隔離徹底、検疫強化、ロックダウン等々、いくつも組み合わせて、やっている感じ?すごいなと思うけれど。

 こういうことを言うのはすこし躊躇するが、日本人はそれらを維持できるのかな。日本ダメダメ論ではない。なんといえばいいのか。昔のことでよく知らないが、闇市とかを有効活用する国民性は忘れてはいけない。たとえば、掛け声だけのロックダウンになってしまうのでは?

 やってみないとわからないと言われれば、そうだが、今のところの政治判断に大きな誤りがあるとは思えない。医療体制を整えず、五輪を開催していたことにはちょっと驚いたが、そこは政治音痴な自分にはわからん領域の話だ。

 

 まあ、五輪は中止のほうがよかったと思っている。ただ、これはぼくが五輪に関心がないからで、利害や関心のあるひとたちとは平行線だろう。それでも、特に強く中止を主張しない。なぜなら、特別視しない問題で言い争ってもなあ…という。10年後とかに世界のどこかで、だれかが思い出して、よかったとか思えたら、それでいいじゃないの。それを「日本」の<こども>たちに限定する<おとな>の気持ちは今日の上記と関連すものがあるかも。しかし、やっぱその気持ちは変だ。五輪に特別な価値を置いているのはどう考えても<おとな>のほうで、<こども>ではない。ファフニールが言うように、こういうこども/おとな理解は愚かだ、とぼくも思う。げんに長野五輪の記憶などぼくには残ってない。もっと別の記憶ならあるが、まあどうでもいいか。

 それと全然関係ないが、五輪と同じくらい甲子園が好きではないし、関心もない。選手も気の毒だ。暑すぎるよ。

 

 マスクはいつの季語なのか?夏の季語とかにはならんのだろうか…