忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

春アニメを見終わっていないのに夏アニメが始まっている

 『憂国のモリアーティ』

 全編を順番に見ようと思っていたが、我慢できず最終回だけまず見てしまった。

 手紙を読むシーンでむむむとなり、ラストでうおおおぉぉぉぉって興奮しました。

 記憶違いかと確かめてみたら、後半の脚本を担当された方は『91days』と同じだった。うむ。

 全編見てみよう。

 この作品はよくわからないけれど、『91days』ではクソみたいなマフィア社会だから生まれたふたりの男の物語だった。昨日の話の続きみたいになってしまうが、作品の思想性、『憂国のモリアーティ』でなら階級闘争を背景にしたそれを楽しむでもいいのだが、それでも、やはりぼくは思想性なんかは無視して、ふたりの男の物語として見る。とか全編見る前に書く迂闊。

 さらに筆がすべる。現在の日本、実はすでに舞台が整っている。強欲な民間の興行師が跋扈し、そこに群がる腐敗した政治家、大手メディア、スポンサー企業。さあ、あとは幕があくのを待つだけだ。といっても、ぼくは炎上する街のような不吉なもの、コロナ禍でいうなら感染拡大を期待しているわけではない。どんな世の中であっても、今日もどこかでふたりの物語が始まっているのだろうな、とこっちに期待しているのだ。

 まあ、いつの世のもそれなりにクソなことには変わりなく、そのクソさゆえ、うまれる物語はある。ああ、中国のような社会ではおもしろいエンタメは生まれないみたいな見解を耳にするが、これは間違いっていると思う。そういう社会だからこそ生まれる物語はあるはずだ。それがいつになるのかはよくわからないが…ぼくが知らないだけで、すでにたくさんあるのではないだろうか。(『三体』という小説があることは知っています。)

 

 ※ちなみにぼくもクソ社会のクソ構成員であり、あんまりひとさまのことをあれこれいうわけにもいかない。というか、社会の権力からたまたま遠いところで生息しているのでので、その種の汚れから縁遠いだけの話で、まあ、だれかにそれを押し付けているともいえる。また、自分も自分の生活の中では汚れながら生きている。

 正確な引用ではないかもしれないが、「無智な一国民として事変に処した。黙って処した。」といった批評家がかつていた。昭和の戦争のときの話だ。また、かれは「歴史の必然」どうの、こうのとともいっていた。まあ、かんじんなところをわすれてしまったわけだが、この小林秀雄の話は以前にも書いた記憶があるけど、ぼくが時事問題はスルーすることがおおいのはこのことばのおかげだ。おかげというくらいだから感謝しているのだが。まあ、それはいい。

 で、このことばにはたしか続きがあって、「私は馬鹿だから反省なのぞしない」と続く。前述の部分「無智な一国民として事変に処した。黙って処した。」に言及せずに反省しない話を引用するひとをたまに見かける。批判の意図とかはないが、ちょっとさあ…とは感じる。まあ、なんでもいいか。

 

 『SSSS.DYNAZENON』

 特撮もののお約束を知っていると(自分は知らないので)、もっと楽しめたと思う。特撮ものへの興味は持てた。

 

 『86』と『スライム300』はまだ最後まで見れていない。

 

 2021夏アニメは

 『かげきしょうじょ‼』、『カノジョも彼女』は見た。

 あとは『白い砂のアクアトープ』は見ようかな。

 『探偵はもう、死んでいる』、『転スラ』、『出会って5秒でバトル』も見てみる。

 『ひぐらしのなく頃に』シリーズをひとつも見たことがない。見てみるか。

 

 ところで、『蜘蛛ですが、なにか?』の最終回はいつになるのだろう?楽しみに待っていよう。