忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

久々に異性愛ものを見て感じたこと

 といっても『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』はもう続きは見ていないのだけれど…吉田さんはモテる。『イエスタデイをうたって』の魚住陸男もモテる。『俺ガイル』の葉山隼人も。

 このモテるってのはなんなのだろう?彼らはまず女性にモテる以前に男性からモテる。ちょっというのをためらうけれど、女性はその男性からモテる事実にのっかっているように見える。まあ、ぼくが傍から見てきた環境において経験的にそんなことを思った。彼女たちにとって「彼でなければならない」という限定性はなく、彼のほうがいくら愚鈍でもそのことくらいには気づく。なので、モテる男性が文字通りモテるわけではない変な現象になる。手あたり次第とはならない。世の中、上手くできているのか、いないのか?

 『俺ガイル』が面白いのは葉山隼人にこのようなキャラ設定を背負わせながら、彼の本質をそこからズラしたところにあったのだろうな。「君は酔えない」ということばがふさわしいのは比企谷八幡ではなく、葉山隼人のほうだっただろう。作中でも葉山隼人雪ノ下陽乃のふたりをぼくはとくに気に入ってしまった。あとは折本さんも好き。