忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

今日のような天気が好き

 少し肌寒いくらいが散歩にはちょうどいい。

 『安達としまむら』9巻は面白かった。気合いを入れて(嘘)読んだので、サクサクと読み進めることができた。感想は面白かった。面白かったから一気に読めたというのが真実。

 9巻でもアニメ化されることで聞きたい独白かあった。安達と島村にそれぞれ1か所ずつ。

 日野、永藤、日野家の話。日野と江目さんの関係なんかは面白い。家族ではないから話せること。ところが、江目さんは日野晶の家族でもあるだろう。血縁のある親子、兄弟、姉妹だけが家族ということでもない感じ?ひととひとの関係って面白い。まあ、そもそも既成の概念をあてはめて理解しようとするからおかしな感じになるのか。

 その話から、安達家の話へと移っていく感じ。見せ方がうまい。安達には新しく家族ができたように見えた。ぼくにもうすこし素直な目でこの小説に向き合いたいと思わせるくらいの挿話であった。自分の母を見つめる安達の瞳を想像して、島村同様にぼくも感動した。決して同じような目でぼくは自分の母を見つめることはないように思うが、それでもひとは感動するのだから不思議。(別にぼくは自分の母を嫌いなわけではない。)で、感動したのも事実だが、安達の「うううん、あんまり」、「楽しくない」で笑ってしまったのも事実。全然、素直な目になっていないかもだ。

 

 本の感想とは全然関係ない話。

 そういえば、いつくらいから心中の歌は作られなくなったのだろう?

 紅白を今年は少しだけ見た。そしたら『天城越え』が歌われていた。

 歌というよりも心中する作品自体がなくなったのだろうか?

 ぼくががきんちょのころにはすでにその手の作品は姿を消していたかもしれない。