忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

10話 感想

 手について

 10話廊下、雪ノ下と比企谷のシーン。このために手を丁寧に見せてきたのだろうか。

 この手の演出。どう見たら良いのかよくわからない。よくわからないというのは、感情のあらわれなのか、どうか。目、視線なんかもそうだけれど、どちらかといえば、こういう演出は苦手だな。というのも、ぼくは眼鏡を外すと人の表情がほぼ見えないし、手もあまり気にしてた見たことがないからだろう。声はよく聞いていると思う。声というか、ひとの話はかなりよく聞くし、よく記憶している。その記憶自体あてにならないといえば、そうかもしれないが。

 

 囁く人たち

 これもかなり意図的な演出。これはなんなのだろう。よくわからない。

 

 共依存

 ネットを見ていて思ったのは、この作品におけるこのことばについてけっこう熱い議論が交わされており、共依存のなにがいけないのかわからないといったものを含めて、その内容に自分は驚いた。ぼくには何か反発をもよおすようなことばではなかったし、なにかかたりたいことがでてくるということばでもなく。これはもしかしたら、自分はダメ人間かもしれないとあらためて思った。

 共依存とは対照的に「君は酔えない」は相変わらずひっつかかっているけれど。でも、これは作中ともすこし感触が違うと言えば、違う。ぼくにとってはそれはそれほど悲しいことではなく。陽乃はなぜあんなに悲しそうなのか。なぜ、「偽物みたいな人生」とか言ってしまうのか。なぜ「本物なんてあるのかな?」と言ってしまうのか。ではぼくがそれほど悲愴になるわけではないのは何かをあきらめて、達観してしまったからなのか?というと、ぜんぜんそういうわけではない。

 

 それにしてもあと2回なのか。

 『やがて君になる』のときもそうだったけれど、終わりが来るのが寂しいな。

 奉仕部の3人だけではないのだ。終わりはきっと来るのだろうけれど、それを寂しいと思うのは。

 

 そういえば、以前、この作品は2期ので綺麗に終わっているというような感想を見た。たしかにそうかもしれないと思うが、それだと、「君は酔えない」はでてこないわけだから、ぼくは3期を見れてよかったと思う。