忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

声がいいのかもしれない

 『イエスタデイをうたって』をかなっり真剣に見ている。そして、とても悲しくなる。タバコ吸っているシーンをみているだけでなんだか悲しくなってくる。でもぼくはコインランドリーでタバコを吸ったことはない。でも、あんなような眼差しで、どこを見るということもなく、ぼんやりとしてしまう感じはわかる。画の力というものだろうか。でも、それだけではないと思う。声もいいのだろうなというなんだかとても凡庸な結論に至る。

 これはひとつの収穫で世の中には素敵な声の人がいるのだなという至極当たり前なことをアニメに教えてもらったのだ。声豚ということばがあるらしいのだけれど、自分は実はそうだったのかもしれないなとおもう。

 ところで、聞いてみると自分の声ってかなり不思議なのだ。珍しい声ということではなく、自分ってこんな声してたのか、きもっという感じ。これは、自分があまりいい声の持ち主ではないから、そう思うのか。『イエスタデイをうたって』に出ている声優さんなんかは自分の声を聴いたとき、どんな感じなのだろうか。

 それで思い出したが、黙読しているとき、どこで流れているのかよくわからない声はやはり僕の声なのだとおもうけど、きもっとはならないので、きもさを醸し出す雑味を取り除いたこの世には存在しない僕の声ということだろうか。