忘れないうちに書いておこう

タイトル通りの内容。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

 原作は終わってしまったらしい。ネタバレも止せばいいのに検索してしまった。が、その結末はいかようなものであって、それを知ってしまったとしても、アニメ3期をとても楽しみしている。

 以前この備忘録でもすこし漱石的主題に触れたわけでけれど、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』がその念頭にあった。この小説で描かれる本物はなんなのか。どのように見せてくれるのか。そこが楽しみなのである。

 気になっていることがひとつある。吉本隆明が米沢の高等学校で目の当たりにしたことをそういった「本物」がぶちこわしてくれるのではないか、という淡い期待。「体育会系」という言葉で連想するものはなにか?根性論?私の場合はちがう。「同調圧力」だ。ユリ熊嵐では「透明な嵐」となって表れた。自分が年を食えばそういうものは気にならなくなるのかと思っていたのだけど、どうもちがう。

 このアニメにそうしたものを多少期待していたのだけど果たしてどうなるのか。

 葉山隼人の話。これはネットでよく読むブロガーさんのことばで気づかされたすごく大事なこと。この物語を面白くしていたのは彼だったのだなと。今やっている再放送ではそこに着目して見ている。葉山君は天皇なのだろうか。日本人はこういうひとをすきなのだろうな。現在の上皇の築いた天皇像のようなものか。では自分はどうなのか?